AKM

皆さんこんにちは。
本日は先日東京マルイからGBBの発売も発表されたAK47の改良型であるAKMについて、AK47との違いなどを比べながら紹介していきたいと思います。

概要

AKM(エーケーエム、アフトマート・カラーシュニコヴァ・モデルニジーロヴァンヌイ、露: Автомат Калашникова Модернизированный、ラテン文字転写:AK Modernizirovannyj、「近代化カラシニコフ自動小銃」の意)は、AK-47の改良型である。

AK-47開発時には技術不足からプレス加工の採用が取り止められたが、1954年には十分に技術が成熟したとしてプレス加工のレシーバーを用いる新型アサルトライフルの開発が始まった。この際にも複数の設計局から様々な設計案が提出されたが、最終的にソ連軍が選んだのはカラシニコフの設計案だった。1957年に試作型がソ連軍に提出され、トライアルの結果、1959年に制式化された。
Wikipedia AK-47


 当初、AK47開発時にフレーム製造に用いられたプレス加工ですが技術不足により強度不足、コストが切削加工よりもかかるという問題点からAK47のⅠ型で用いられたプレス加工はⅡ型より切削加工に変更されます。
1950年代にはその問題はクリアされ、AK47を更新する新型自動小銃(アブトマット)としてその他いくつかの改良を施したAKMが誕生しました。



改良点は以下の通りで

    • レシーバー(機関部)がプレス加工と切削加工部品をリベット接合する方式で製造され、生産性大幅向上と同時に、重量3,290gと軽量化にも成功。プレス加工の弱点を補い強度を確保するため、レシーバー各所にリブを追加している。弾倉口近くに設けられた長方形の窪みは、小型化されたうえで横長の楕円形に変更された。連射速度安定化のため、レートリデューサーをシア部分に内蔵。
    • 銃口(マズル)について、試作型ではAK-47と同形状であったが、量産型では銃口(マズル)部分に、発砲時の燃焼ガスが斜め右上に逃げるよう竹槍状に切り落とした形状のマズルブレーキを増設し、発射時の反動で銃口が上を向かないよう改良された。これは、カラシニコフが前線視察に行った際、兵士の意見を参考に取り入れたものである。これによって全長が898mm、銃身長436mmとAK-47より若干伸びた。
    • AK-47では、銃剣取り付け用のラグがなかったため、不自然な方法で取り付けられていたが、AKMでは銃剣用ラグを設けられ、取り付けが容易となった。この銃剣ラグは、のちに開発されたGP-25などのグレネードランチャーが取り付け可能となっている。
    • AKM用銃剣として採用された6kh3は、多機能銃剣のはしりと言えるモデルで、バックソーや鞘と組み合わせて使用するワイヤーカッターを持つ。更にこのモデルを改良した6kh4が登場し、後にAK-74用の銃剣としても採用された。
    • 初期は、AK-47と同じ合板製グリップと金属製弾倉であったが、後に赤茶色のベークライト製グリップと、オレンジ色のベークライト製弾倉を採用した。グリップにはチェッカリングが付けられ、表面が滑らかだった合板製よりも握り易くなっている。これらの部品は、AK-47のものと共用可能。
    • 生産性や使用環境を考慮し、銃床とハンドガードは従来と同じ合板製を採用。ただし、改良されており、AK-47では若干傾斜していた銃床を、銃身軸線の延長線上に銃床が位置する直銃床として、フルオート射撃時のリコイルによる銃身の跳ね上がりを抑制している。下部ハンドガードについては、リブを追加してホールドし易くした他、レシーバーとの接点にあったスチールブロック部分を廃止し、直接レシーバーと接合している。
    • リアサイト(照門)に刻まれている射程の目盛りが、AK-47の800mから、1,000mまでの対応と増加した。
    • 後部スリングスイベルをAK-47 III型のレシーバー左側面から、銃床下面に移動。1970年代に入って生産されたものは、銃床左側面の下部に変更され、これは後に生産されたAK-74でも踏襲されている。
      Wikipedia AK-47

…と言ってもわかりづらいのでそれぞれの写真を見比べてみましょう。

AK47
AKM 1
上がAK47、下がAKMです。
こうしてみると結構違いが判るのではないでしょうか?
比較してわかる違いは以下の通りで
  • フレームがプレス加工に変更されたため、強度確保のための溝の位置が違う
  • 銃口は斜めにカットされており、反動を上方向に逃がし銃口の跳ね上がりを抑制する
  • ストック、ハンドガードには合板を使用しているため特徴的な模様が出ている。
  • ストック、ハンドガード形状が変更され、ストックは連射に適した直線的なものに、ハンドガードは握りやすいようにリブが設けられた。
  • グリップが木製から握りやすいスリムな形状の樹脂製(ベークライト製)に変更された。
  • スリングの取り付け位置が変更された
といった点が違うのがわかるかと思います。
また、AK47には銃剣を取り付けるための着剣装置がなく半ば無理やり取り付けていたのですが、AKMより着剣装置が設けられました。

AK46
6kh4
AK47用の銃剣である6kh2(上)と、AKM用の銃剣である6kh3(下)。

6kh2銃剣は大戦中に使用されたセミオートライフルであるSVT-40用銃剣を改良したもので、着剣装置が存在しないAK47は銃身基部の段差と銃身を用いて取り付けるのに対し、6kh3銃剣はしっかりとした着剣装置が設けられているため、形状が違うのがわかると思います。

また、6kh3銃剣は改良型の6kh4銃剣も含め、AKMの改良型であるAK74にも用いられました。


そしてもう一つ、AKMの特徴と言えば後期に新たに採用された樹脂製マガジンでしょう。
このマガジンはグリップと同様のベークライトが用いられ、金属製のマガジンに比べて軽量になりました。
このマガジンは当然ながらAK47系統でも使用が可能です…が、AKMで使用したほうが似合っているのは当然のことでしょう。
AKM Mag


そんなAKMですが、AK47の陰に隠れてしまいいまいちどんなシチュエーションで使われているのかわからない…そう思ってませんか?
そんなAKMですがAK47とともに中東諸国の軍隊や民兵組織、テロリストなどに用いられているだけではなく、現在でもAK74系列の5.45㎜弾よりも威力のある火器としてロシア軍の特殊部隊や第2線部隊で運用されています。
AKM 3
AKM shiria
AKM
AKM JGSDF
↑中華人民解放軍よりAKMを借りる陸上自衛隊、中央即応連隊の隊員

AK47ほど古くなく、正規軍の装備としても用いられているAKMはAK47以上の汎用性を秘めているといっても過言ではないライフルと言えます。
つまりサバイバルゲームにおいてはAKMが1挺あればどのような装備でもあってしまう万能火器なわけです。

また、そんなAKMもAK47と同様に旧共共産圏下において他国におけるライセンス生産が行われました。

PM md.63
ルーマニアでライセンス生産されたモデルです。ハンドガードに設けられたフォアグリップが特徴で、AKMと同じく、中東などで見かける機会の多い銃です。

pm63_v1
MPi-KM
東ドイツにてライセンス生産されたモデルです。
ハンドガード、ストックが樹脂製なのが特徴で、特徴的なすべり止めが施されているのが特徴です、グリップもAKMとはことなったチェッカリングが施されています。
ハンドガード下部は耐熱の関係から末期型に至るまでは木製でした。
MPi KM


動画
(動画はルーマニア製ライセンスモデルのPM md.63)



AKMのトイガン
AKMのトイガンですが最初触れたとおり、東京マルイでGBBの発売が予定されています。
ですが、ガスブローバックとは別に電動ガンも買って…一年中AKM…なんていうのも悪くないかもしれません。


とくにLCTについては実銃と見間違うほどのクオリティ。一説には加工跡を見るに実銃工場で生産されているのではないかともいわれています
東京マルイのGBBが我慢できない?なら結構、GHKのGBBがあります。…実射性能は保証しませんが





ご一緒に実物関連パーツもいかがでしょうか?


…というわけでいかがでしたでしょうか?よくAK47とまとめられてしまう銃ですがAK47とはまた違ったカッコよさがあるはずです。